チラシの裏

北海道に住む会社員の日記です

父の認知症を疑う①

先日、仕事中に珍しく弟2号から電話がきたと思ったら、母が怪我で入院したとの連絡だった。

 

その週末に面会予約が取れたので夫と入院先へ駆けつけたのだが、どんな転び方をしたんだか顔の腫れがひどく、弟2号も妹も私も全員が転倒ではなく父の暴力を疑うほどだった。

父は、アイツならやりかねないと思わせる人物だが母が頑なに否定するので、とりあえずその場は収めた。

母が玄関先で転倒した時、別室にいた父は気づくこともなく、どれだけ時間が過ぎたのか分からないけど、目が醒めた母がなんとか近居の伯母に携帯で助けを求めて救急車で運ばれたらしい。

 

しかし、歳で耳が多少遠くなったとはいえ、妻が転倒したのに全く気づかないというのはどうなのか。

数年前から私は父の認知症をなんとなく疑ってはいた。

ただ、歳を取ったら誰でもそうなるかもしれないという、わずかな違和感でもあったし、

そもそも私は父のことに関りを持ちたくなかったので見て見ぬふりをした。